十五冊目読了 sotih

09sotihです

・時刻 20:30

耽美なわしら〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

耽美なわしら〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

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・読了した本の感想を簡潔に

メインキャラクターがほぼ全員ゲイかレズビアンかバイという「同性愛コメディー」
それぞれの思惑を持った小説家や漫画家たちが繰り広げる日常は、友情あり愛情ありで人間的魅力に満ちています。

作品の要所要所に同性愛用語の解説が太ゴシック体で入っていて非常に親切です。
八冊目のBL小説に対するヘテロからの感想は「これはないわー」でしたが、この小説は特に現実との乖離を感じることもなく、違和感なく読み終えることができました。
ノンセクシュアル(無性愛主義者)の千里(♂)という登場人物がかわいすぎて仕方がなかったです(イメージ的には『君と僕』の春が成長した感じ?)。現実にこんな人間がいたら誰もが好きになると思います。


次は西尾維新きみとぼくの壊れた世界