二十一冊目読了 γフォトン

09γフォトンです。

・時刻 9:00

・読了した本 

肉体の迷宮

肉体の迷宮

・ページ数 278

・累積ポイント(累積ページ数-消費ポイント) 455+278-300(部活9:15-11:15)-100(カロリーメイト)-100(シャワー)=233

・読了した本の感想を簡潔に

芸術における肉体とはなにか。日本では肖像画からも分かるように、肉体は服に覆われている。魅力的ではない日本人の肉体。対照的に筋肉、膨らみに富んだ西洋の肉体は、芸術として追い求められてきた。

p90から98までの表をまとめてみる。
衣裳性⇔量塊性
運動性⇔不動性
歌舞伎⇔能
顔・手足・姿⇔トルソ(胴体)
人形⇔彫刻
日本⇔西洋
状態⇔存在
偶有性⇔永遠性
可触性⇔不可触性

興味深い考えだ。日本伝統の絵は現在どういう扱いをされているのだろう。逆の視点からの文章も読んでみたい。

肉体の分割について、変身について、人形について、腐敗について、叫びについてが後に続き、最終章で総括の講義が始まる。絵と解説を追っているだけでも面白かった。表現の方法はあまりに多様だが、肉体表現に限っていたためにその差異がはっきりしていたと思う。気になった芸術家は西尾康之だ。調べてみたい。

最後に、肉体表現といえば、最近のグラビア写真が想像される。それも考察に入れ、完備な論として欲しいと思った、

次の本は 「人外境通信」です。エログロ系でしょうか?ちょっと怖いです。

BGM:【最高音質】 AIR 鳥の詩 【10th Anniversary 】http://www.nicovideo.jp/watch/nm4003333
soith君の目覚まし音だったので。クラナド、カノン、リトバスはやったことがありますが、AIRはないです。今度しようかな・・・。