十四冊目読了 γフォトン
09γフォトンです。
・時刻 0:20
・読了した本
- 作者: 桜庭一樹,高橋しん
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2003/01
- メディア: 文庫
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・ページ数 285
・累積ポイント(累積ページ数-消費ポイント) 1563-398(カレー)+285=1450
・読了した本の感想を簡潔に
作者は一冊目と同じ桜庭さん。三人の女主人公の視点から描かれる小説。特徴的な女三人それぞれ抱えているものがあって、ファイトクラブで闘う。
人物設定や小物はいかにも、といったもの。心の奥底をさらっと書いているために、物語自体に深みがない。
どんな風にすればよかったか。
第一章 まゆは引き留めるミーコと真剣勝負をし、その末にファイトクラブを抜ける。
第二章 ミーコは過去の恋を思い出し、そこから自分の奥底にあった恋愛感情を実感し始める。やり直すのに遅すぎるなどということはない。
第三章 同性愛に関する負い目を感じていた皐月。男からも女からも距離をとることでいままでやってきたが、それも長くは続かない。皐月は人を愛し、日々のふとした瞬間に家族のことを思い重ねてしまう。
どうでしょうか。
次は160番「存在の耐えられない軽さ」です。来ました純文学!
BGM:
Enemy of Command ナイト・オブ・ナイツ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6819782
のりのりで読めました。