十一冊目読了 γフォトン

09γフォトンです。

・時刻 13:48

・読了した本 

荘子―中国の思想 (徳間文庫)

荘子―中国の思想 (徳間文庫)

・ページ数 448

・累積ポイント(累積ページ数-消費ポイント) 1201+448-79(クリーム玄米ブラン 一袋)=1570

・読了した本の感想を簡潔に

ライヒを聞きながら荘子を読むと、トリップしそうになった。包丁の語源や木鶏の話がでてくる。あくまで自然体で道にゆだねる。そうすると俺は人間をやめるぞジョ(ry)となるかどうかはさておき、新境地が開かれる。

荘子儒教を半ば否定しているが、私の中では二つは同居している。人間を知り、信じることは、この世界を知ってこそ。荘子を知ることで、孔子のこころを知ることができる。孔子ではまごころが大事とされるが、荘子に言わせれば、まごころがあったとしても、理に合わなければだめなのだ。それ故、どう接するか見極めなければならない。放置すればいいのとは違う。

もっと大きな視野でものごとを捕らえるようになることこそが、認識の変化という人間の進歩だと思う。荘子は人生の視野を広げてくれる。そしてもっと素直に生きよと語りかけてくる。非常に読みやすかった。荘子読んでもいいかなという人に、おすすめしたい。

論語のおすすめとして

論語 増補版 (講談社学術文庫)

論語 増補版 (講談社学術文庫)

BGM:なし

次は96 信長の棺 です。面白そうな予感。