十一冊目読了 γフォトン
09γフォトンです。
・時刻 13:48
・読了した本
- 作者: 竹内好,松枝茂夫,岸陽子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/09/15
- メディア: 文庫
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・ページ数 448
・累積ポイント(累積ページ数-消費ポイント) 1201+448-79(クリーム玄米ブラン 一袋)=1570
・読了した本の感想を簡潔に
ライヒを聞きながら荘子を読むと、トリップしそうになった。包丁の語源や木鶏の話がでてくる。あくまで自然体で道にゆだねる。そうすると俺は人間をやめるぞジョ(ry)となるかどうかはさておき、新境地が開かれる。
荘子は儒教を半ば否定しているが、私の中では二つは同居している。人間を知り、信じることは、この世界を知ってこそ。荘子を知ることで、孔子のこころを知ることができる。孔子ではまごころが大事とされるが、荘子に言わせれば、まごころがあったとしても、理に合わなければだめなのだ。それ故、どう接するか見極めなければならない。放置すればいいのとは違う。
もっと大きな視野でものごとを捕らえるようになることこそが、認識の変化という人間の進歩だと思う。荘子は人生の視野を広げてくれる。そしてもっと素直に生きよと語りかけてくる。非常に読みやすかった。荘子読んでもいいかなという人に、おすすめしたい。
論語のおすすめとして
- 作者: 加地伸行
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: 文庫
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BGM:なし
次は96 信長の棺 です。面白そうな予感。