あと7時間

08のskipperです。長い100時間読書もあと7時間ですね。

皆さん元気そうです。が、眠そうです。とくにγフォトン君は布団の中で本を読んでいるけど、そのまま寝ていかないか心配です。

ひとりsotih君だけは森見登美彦を読んで時折り笑い声を出しています。ちょっと気持ちわ(以下略)

あと7時間頑張って下さい!

↓すこし眠そうな左砂右くんです。

12冊目読了 左砂右

左砂右です。12冊目読了
・ページ数 274
・累計ポイント
529+274=803

罪の褥も濡れる夜 (リンクスロマンス)

罪の褥も濡れる夜 (リンクスロマンス)

・感双
男爵家の三男・伏見義康は、政界の重鎮の後継者として将来を嘱望されていた。友人との賭けから清澗寺伯爵家に忍び込んだ伏見は、かつて言葉を交わした妖艶な美少女が、実は御曹司の冬貴であることを知る。清澗寺家の財力と名声を利用するため冬貴を手懐けようと画策する伏見は、無垢な冬貴を抱くが…。純粋であるが故に、淫らに染まる躰に魅せら囚われていく―。狂おしいほどの情欲と純愛の、至高のラブロマンス登場。

キャラクターの顔と形ってだいたいは挿絵のものをとりいれて頭の中で情景を流しながら読んだりするんですが、BLチックな絵だとどうしても性描写の際脳に与える負荷が大きすぎたので、無理に冬貴の顔を百パーセント美少女に変えて2人の情事の部分は流すしかありませんでした。まだまだ未熟なんでしょうね。

舞台は19世紀後半から20世紀前半の日本、大日本帝国が戦争に乗り出して国力を高めていった時代です。どうでもいいですが、日本史やってたくせに「護憲運動」のことすら忘れていて歯がゆい思いをしました。伏見は野心に溢れ頭も切れる冷静な二枚目ですが、冬貴に魅せられてしばしば失敗します。冬貴は無垢と残酷さを兼ね備えた妖しい魅力で、常に男の精を求める魔物であり、伏見はそんな冬貴の気持ちが分からず翻弄されらああああ頭があhたらかなぃ

全体的に重苦しかった。何も考えたくないくらい気力が萎えてます。しかし、女性にはない男性の色気を確かに感じさせる良き作品だったと思います。かなりBL耐性も付いた気がします。

ここでソース焼きそば72円分、野菜スティック80円分、アイス66円を食べました。
・累計ポイント
803-(72+80+66)=585


13冊目は「新世界より」です。さようなら。

差し入れ!

08のskipperです。
さっき思いついて、コンビニに行ってアイスを差し入れに買ってきました。
匠の粋な計らいに、参加者はみな大喜び。匠にも笑みが浮かびます。
ところが、なんということでしょう! スプーンが入っておりません。
これには一同がっくりです。

以上、ビフォーアフター風にお送りしました。みなさん、最後の夜を頑張って生き抜いて下さい。

十五冊目読了 sotih

09sotihです

・時刻 20:30

耽美なわしら〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

耽美なわしら〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

・累積ポイント(累積ページ数-消費ポイント) 466+393-126(鎌倉バーガー)-140(鮭おにぎり)=593

・読了した本の感想を簡潔に

メインキャラクターがほぼ全員ゲイかレズビアンかバイという「同性愛コメディー」
それぞれの思惑を持った小説家や漫画家たちが繰り広げる日常は、友情あり愛情ありで人間的魅力に満ちています。

作品の要所要所に同性愛用語の解説が太ゴシック体で入っていて非常に親切です。
八冊目のBL小説に対するヘテロからの感想は「これはないわー」でしたが、この小説は特に現実との乖離を感じることもなく、違和感なく読み終えることができました。
ノンセクシュアル(無性愛主義者)の千里(♂)という登場人物がかわいすぎて仕方がなかったです(イメージ的には『君と僕』の春が成長した感じ?)。現実にこんな人間がいたら誰もが好きになると思います。


次は西尾維新きみとぼくの壊れた世界

二十四冊目 γフォトン

09γフォトンです。

・時刻 20:00

・読了した本 

未来のイヴ (創元ライブラリ)

未来のイヴ (創元ライブラリ)

・ページ数 492

・累積ポイント(累積ページ数-消費ポイント) 

276+492-50(トイレ)=718

・読了した本の感想を簡潔に 

発明家の紹介、人造人間の紹介、女について、人間の各部位の解釈と作り方、そして人造人間の誕生、喪失。
実際にイヴ(ハダリー)が登場するのはラスト五十ページ程度。それまでは工夫を凝らした作り方や女性論が続く。ラストではハダリーはあまりにあっけなく失われてしまう。人間なしでは起動できないためであった。
完璧な肉体を持つ女性の心を取り換えたいという欲は、科学によって増長された。
「科学万能主義」という単語を強く意識した。やはり自然には抗えないという紋切り型の否定もいいだろう。しかし、ほうら、やっぱりね、では済まないレベルまで科学は到達している。未来のイヴは、クローン羊であり、万能細胞であり、未来の私たち―精神が共有され肉体が永続化された存在、なのだ。未来になり科学が進歩するにつれ、科学についての倫理は考え直され、高められなければならないと思う。

BGM:【作業用BGM】 ベスト オブ ケルト 【100分】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6616473
「Fracture」 King Crimson
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9093127

時間がかかったので色々変わりました。高速剣の舞もありました。

NARUTO面白いですよ〜。ナルトェ…

次は「フィッツジェラルド短編集」です。